感想)ドラマ「SUITS」
登場人物は主に弁護士、舞台はNYの大手法律事務所、しかし法廷シーンはほぼ出てこないスタイリッシュ・サクセスストーリー(何それ)!
それが「SUITS」。
何で1,2を流し見して放置してたあと、一気にシーズン5まで見てしまったのか。
なぜって絵面が抜群に美しいからです!
着飾った美男美女!
NYの摩天楼!
生活観のないおされなお部屋とインテリア!
やたらうまそうな道で売ってるプレッツェルとかホットドッグ!
頭空っぽで夢を詰め込める素晴らしいドラマ。
いいかげん録画ためこんでたHDDを整理しようと思っただけなのに、思いのほかがっつり見てしまった。
WOWOWで見る場合は、おおむね吹替で見てから字幕で見る。
字幕は次週回の直前深夜に放送されていることが多いので、復習に。
(暇な上に前の週の内容を忘れている)
(そして連ドラ予約しているから後で見よう、となってHDDの残量が減っていく)
吹替は台詞の情報量が多いし、美声の方が多いし、字幕はちょっとした言い回しにおお!っとなったり、吹替でどう訳されてたか先に聞いてると「うまく訳してるな~」と感心できて二度楽しい。
(そして連ドラ予約しているから後でもう一回見よう、となってHDDの残量が減っていく)
キャッチで「NYの大手法律事務所の敏腕弁護士」と自分で言っちゃってるハーヴィー(の声の人)のスタイリッシュな一言、恋も仕事も「自分の力でつかみとれ」「予定通りじゃつまらない」的なアレが、もうスタイリッシュを逆手にとって笑いを取りに来ているとしか思えない(という見方が正しいかどうかはわからない)。
キャストが交代でボケてツッコむ次回予告がとてもかわいらしい。
法律とか正義とかより恋友情義理人情出世駆引がメインで、気楽に見られる割に伏線(都合のいい展開)目白押し、荒唐無稽な設定の力技満載、でとにかく飽きない。
気の利いた英語の言い回しと、ちょいちょい映画好きアピールのコネタをはさんできてニヤニヤする。
シーズン5で法廷シーンが増えてきて本当に驚いた。弁護士ものっぽい!
ついでに若かったマイクがどんどん老けて、いや貫禄が出てきて、驚いた。
でこ、広がりすぎじゃね?
最近レイチェル役のメーガン・マークルが話題になってましたね。美しくてスタイルもよくて頭もよくて気高い恋人がいるなんて素晴らしい。
というより出てくる俳優さんみんな美しくスタイルもよく頭もよく(見える)、ああほんと目の保養~、と思う中、一番好きなキャラクターはルイス・リット。
後輩いじめと観劇が趣味で猫好きのルイス・リット。
一度見たら忘れない顔とスタイル、無駄にいい声。
吹替はまた雰囲気が違ってまたとても素晴らしいコメディアンぶり。
そしてどう考えても演じているリック・ホフマンさんはいい人に違いない。
キャストインタビューでいじられすぎているか、ボケて失笑を買っている。
ついでにドナ役のサラ・ラファティさんは相当つっこみ上手。
キャストとスタッフの仲よさげな感じと、ドラマに対する愛を感じる目の保養ドラマ。
このスタイリッシュで荒唐無稽な設定で、長いこと続くんかいなーと思いつつ、できるだけ続いて欲しいものです。
何しろむちゃくちゃな設定と波乱の展開づくしでシーズン5まで見たから、だから、どう丸くおさめてくるのかとっても楽しみだ!
WOWOWで今年新シーズン放送予定!楽しみ!
しかし!かっこいいジェシカ役のジーナ・トーレスが最新シーズンで降板決まってるらしいのが残念。
公式サイトが充実してて嬉しいです。
SUITS が「スーツ」と「訴訟」のダブルミーニングだったことに今気づいた!